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2021年の塗装業界を大胆に読み解け!

コロナ禍における緊急事態宣言発令中の時期に、2020年後期の状況について予測する記事を公開しました。

その内容は、①消費行動の落ち込み、②繁忙期でも価格破壊の懸念、③除菌施工の需要がアップするというものでしたが、実際にいかがでしょうか。

やはり顕著だった「受注の減少」

建設業界で3年以上働いている方を対象に新型コロナウイルスによる建設業界の変化に関する調査を実施したJAGフィールド株式会社のリサーチ結果によると、工事の中止・工期の延期などの影響、受注数の現象など、おおよそ予測した状況が見受けられました。

おそらくこの傾向は、塗装業界でも同様でしょう。とりわけ、下請け案件が大幅に減少していることが予測されます。

業者間の価格競争という観点では今のところ顕著な状況はあまり見られていませんが、「消費者支援」という点で鑑みると、無料サービスの提案やコロナ対策の充実など、助成金を活用しつつ諸費者向けのコストの掛け方にどのような力を注ぐか、いくらか新しい分野での集客競争がちらほら見え始めています。

また、除菌施工については、光触媒をはじめ空気清浄機市場や消毒施工が伸びてきています。

予想されていたことは2020年後期に確かに生じたと言えそうですが、未だ収束の兆しを見せていないこの状況の中、2021年前半の塗装業界は、どのようなことになるのでしょうか、予測してみましょう。

工事案件は微増

各国のワクチン開発と接種が進む中、多くの方が「もしかしたら収束するんではないか?」という気持ちを持ち始めることでしょう。近々のニュース報道では、不要不急の外出自粛の要請が各知事から出されていても、夜の会食が微増しているという状況も取り上げられています。

「油断している」という専門家の意見もありますが、塗装業界という観点でお話しすると、これまでは「どうなるかわからないから動けない」という不安から財布の口が固くなっていた状況が、少し変わっていくことが予想できます。

家の中での過ごし方が充実化してきたこの時期、施主の目は家の外観にも向き始めます。こうした点から、若干の工事案件増加傾向が各所で見られるようになることでしょう。

インターネット営業の活性化

非接触営業への需要の高まりを受けて、塗装業者の営業手法も幅が広がっていくことでしょう。

業者に限らず、ホームページによるPRのテコ入れ、ビデオ通話アプリを活用したオンライン営業の増加と、それらに関係する様々なサービスが登場し、これまでの「対人営業」の形が変化していくことでしょう。

そのため、オンライン化に予算を割ける事業者は一層集客力を増し、ネット技術を苦手とする事業者は元請けになることが難しくなるという「二極化」がハッセいることが予測されます。

作業効率の改善が鍵となる

営業面でも施工面でも、これからは「職人の確保」「営業力の増強」「コストの見直し」など、業務における取り組み方をこれまで以上に効率的にしていかなければならなくなります。

それゆえに、「生き残れる」事業者は、知恵と資金を駆使して社内改善に取り組むことを余儀なくされます。助成金や補助金は、こうした観点で用いることが「賢い対策」とみなされるようになり、そのためのコンサルティングサービスも増えていくかもしれません。

何よりも、ユーザーのオンラインコミュニケーション力が向上しましたから、それに伴って業者側も変革が求められています。

ここで述べた予測が実際にどうなるかは、また半年以上待たなければなりません。願わくば、その時期にはコロナ災害が収束傾向にあることを願うばかりです。

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