事例

光触媒が帯電防止で汚れ防止の「なるほど」

光触媒塗料は、ニオイ分子を分解する消臭作用や、菌・ウイルスを分解・不活性化する抗菌性・抗ウイルス性などが注目されています。

しかし、塗装屋として光触媒をお勧めしたい効果の一つは、汚れ防止になるということ。チリやホコリは帯電した壁面に付着しやすいという特性を持っていますが、こうした現象を抑制する効果があります。

表面の超親水性

アクリル板を帯電させた状態で、ホコリに見立てた紙吹雪を吹きかけてみたところ、何も処理されていない方にはたくさんの紙が着きますが、光触媒を塗工したものには、紙が付着しませんでした。

その理由は、以前の記事でも紹介した、高い「親水性」にあります。

親水性により空気中などにある水分が壁面に吸着し、この水分を伝って電荷が逃げるため、帯電防止となります。

これによって、チリやホコリなどを引き寄せる力が弱くなり、そうした汚れが寄ってこなくなります。

外壁塗装に光触媒を

新型コロナ対策やシックハウス症候群予防対策などに注目すると、「光触媒って屋内塗装でしょ?」と言われることがあります。

しかし、実際にはこうした「汚れ防止」の効果で、外壁塗装を長持ちさせることができることを知って喜ぶ施主は決して少なくありません。

時々目にする、壁に残った水垂れの跡は、壁面に付着した汚れが水の流れで壁を伝わせ、それが残っていきます。

光触媒の高親水性によってそもそも壁面に汚れが付着しにくいだけでなく、汚れを運ぶ水が壁を伝っても、同じ理由でその跡が残らないというポイントも注目です。

セルフクリーニング効果にも期待

光触媒の汚れ対策は、空気中のチリやホコリを含んだ雨が降ることで汚れそうな壁面を、水膜によってチリやホコリが付着せず、雨水が当たることでむしろ汚れを洗い流してくれるます。

まさしく、自分の壁は自分できれいにする「セルフクリーニング」と呼べる現象です。

身近に光触媒塗装を施した建物がございましたら、外壁の汚れ方を光触媒未処理の外壁を比較してみてください。

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