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誰も指摘しなかった。防犯と住宅塗装の関係性

毎年多くの空き巣被害が生じています。

自衛手段として様々な取り組みが各地でなされていますが、塗装屋を生業としているだけに気付きやすいポイントというのもあるわけです。

ここに書いていることに気をつければ絶対に空き巣には狙われないということではないのですが、職人目線で紹介したい、いくつかのポイントをまとめてみました。

住人や周囲の人の関心

空き巣犯罪の被害に遭いやすい住宅ということについてリサーチされている結果がインターネットでも入手できるようになっています。

空き巣のプロ・アマが回答しているアンケートによると、狙われる住宅の特徴の一つは、その住宅への関心度が低いというもの。

塗装屋としてこのアンケート結果から思うのは、家の外観のメンテナンス、地域の中におけるその家の存在感、住人や近所の人たちがその家に目も留めないという印象を与えてしまうような雰囲気など、もしかしたら塗装をしっかり施しておくなら空き巣被害の軽減効果に繋がるのではないかということです。

足場の架けやすさ

時々、背の高い植木が塀の代わりにその家の囲いになっている物件があります。

植木と家の壁の間の空間は、特に夕方ごろは少し欝蒼として暗い雰囲気。藪蚊もいたりしてあまり快適なスペースとは言えません。

このような家は、足場を架けるとき、またその下で作業をするときに、「ここは死角だな」と感じることがあります。

空き巣犯罪被害の統計やアンケート結果を見てみると、やはり「隠れるところが多い」住宅が、被害に遭いやすいというデータがあるようです。

塗装屋やリフォーム屋は、もしかしたらこうした住宅が空き巣被害に遭いやすいということにいち早く気付ける存在なのかもしれません。

防犯カメラ

最近は防犯カメラをつける住宅も目立つようになってきました。中にはダミーの防犯カメラを取り付けているところも。

塗装屋としては、これらのカメラがあると、「汚さないようにしよう」など配慮する要素の一つになるのですが、こうした防犯対策をしている住宅は、やはり空き巣被害に遭いにくいというデータもありました。

軒下などに取り付けることも多いようですが、壁に取り付けるケースも少なくありませんので、その際に壁に穴を開けることになります。

こうしたカメラがあると、塗装職人からすると「作業の手間を増やすもの」ということになるのですが、それはつまり、防犯対策がなされているということを示していることに気付けるわけです。

塗装工事中の空き巣犯罪に気をつけて

少し余談になりますが、実は、塗装工事などで建物の周囲に足場を架けることによって、泥棒が二階に入りやすくなるという実態があります。

普段、鍵を開けたままにしてしまう二階の部屋が、足場を架けているために泥棒にとっての格好の入り口になってしまうケースがあるようです。

こうした被害を防ぐために、施主は工事期間中(もちろん工事後もですが)、二階もしっかり施錠するよう徹底して注意しましょう。

塗装業者というのは建築業者・リフォーム業者と並んで、施主やその家の仕様について深く関わっているジャンルで仕事をしていると言えます。

だからこそ、関わったお客様がもし空き巣被害にあったとなると、とても驚きますし、悲しい気持ちを共有させられることも。

ぜひ、家を良い状態に保ち、空き巣被害に遭わないように自衛を心掛けて参りましょう。

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