業者選び

施主は意外と塗装の意義を理解していない?

営業していて思うのは、塗装という専門分野におけるお客様の知識の無さ以上に、何のために塗装すべきなのかという基本的な意義を理解していない方が多いということです。

目立つような塗装の剥げや色褪せなどが生じて「家がみすぼらしい」「景観が悪い」ということで塗装を検討される場合は多いのですが、それ以外にも塗装には重要な意義があります。

この意義を理解していないと、お客様が業者に対して非常に偏った要求をしてしまったり、あるいは業者の良し悪しを判断する際の基準がブレていったりします。

塗装は皮膚

皮膚が荒れてきたり色が悪くなってきたりすれば、何らかの体調不良が生じていると考えるのではないでしょうか。

家も同じで、再表面と言える外壁の塗料の状態を見ると、それは家の健康を省みるべき時であるとも言えます。

塗装の剥げや色褪せを見つけたなら、家全体としてのメンテナンスも考えるべきです。前回塗ってからどれぐらい経っているのでしょうか。10年以上経っているということであれば、是非とも塗装とともに、いろいろなところをチェックしてください。例えば、屋根、雨樋、シロアリ被害の有無など……。

塗装は衣服(ファッション)

家の外観は、地域社会の中における自らの存在を表現していると言えるかもしれません。すなわち、外壁がきちんとしているということは、きちんとした服装で人前に出ているということ。

また、奇抜な服を来ていると人混みの中でも変に目立ってしまいますし、怪訝な顔をされるかもしれません。同じく、奇抜な色合いの家を塗ってしまうと、地域社会で「行き過ぎた個性」として写ってしまうかもしれません。

自分の家がきちんと管理されていると、それが地域のイメージにもつながります。だらしない服装をしている人がいるとそのグループそのものが疑われてしまうのと同様です。

塗装は防護服

当然のことなのですが、きちんと塗装されている家は、雨に強く、家をいつまでも美しく保ちます。

また、機能性塗料のような材料を使用すると、暑さ・寒さから家も住人をも守ることにつながり、それはまるで、防護服を着ているかのようです。

結果として、光熱費を下げることにつながって経済的な暮らしを実現します。

単なる作業として塗装を捉えるのではなく、住まいと暮らしと経済力を総合的に加味して家を最もバランスの取れたメンテナンスで長持ちさせ、地域の一員としての魅力的な外観を保つという意義をきちんと理解し・させてくれる事業者と顧客との間で構築させる関係性というのは、後悔が少ないものになるケースが多いですね。

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