業者選び

もうやめて! 塗装業者が価格競争のためにやってしまう4つの「手抜き」

自分の家という同じ建物であるにも関わらず、塗装業者によって全く異なる見積額が提示されたり、あるいは業者としての実力は同じように見えるのに他より値段が低かったりと、不思議に思ったことはありませんか?

同じ工程を経て、同じ塗料を使ったとしても、本来ならば価格は下げないようにした方が良いところを、顧客獲得のために無理に下げてしまうことが実際にあります。

見落とされがちな以下のポイント、ぜひ覚えてくださいね!

手抜き①安いローラーやハケを使う

コストを下げる第一のポイントは、道具を安くするというもの。新品だから良いというものでもなく、やはりそれなりに値段がするものでないと、抜け毛で仕上がりがダメになってしまいがちです。

道具の手入れや管理はプロとして当たり前ですが、時々、安物や使い古しのローラーや刷毛を使っておきながら、「これぐらいの抜け毛は当たり前ですよ」という業者がいるのは驚きです。

手抜き②塗料を使い回す

色が似ているからと言って、保管してあった「以前の現場で使った塗料」を使う業者があります。これは特に問題として施主から認識されないこともありますが、要するに今回の現場に合わせるために色を再調合したりして、デフォルトの状態ではないものを使うことになります。

やっぱりメーカーが作ったデフォルトの状態こそが塗料にとってベストなコンディションですので、そこはプロとして新しい現場では新しい塗料を購入して欲しいですね。施主のご自宅に新品の塗料が届く、ぐらいの徹底さでちょうど良いぐらいでしょう。

手抜き③塗料を薄める

水性塗料は水で、油性塗料はシンナーで薄めて使用しますが、規定を超えて薄めてしまうと、塗れる面積が増えて塗料の節約になるように見えますが、塗工後の耐久性が著しく劣化します。

これも、塗った直後にはわかりにくい分野で、塗ってから2〜3年ぐらい経ってから「あれ?もうひび割れが…」なんてことになります。

手抜き④職人コストを下げる

未熟なアルバイト職人を使ったり、有用な職人を安くこき使ったり、ということが塗装の現場でもよく見られます。もっとも重要な工程である「塗る」という作業でコストを下げるというのは言語道断です。

プロにお願いするのだからそれ相応の料金を支払うのはどんな分野でも真っ当な理屈です。医者に手を抜いてもらいたいとは思わないのと同じで、国家資格を持つ塗装職人にプロとしてきっちり仕事をしてもらいたいというのであれば、塗装会社の方で職人の給与や手当をしっかりと保証しなければならず、無茶な値引きで施主の気持ちだけを満足させていてはなりません。

また、そのようにしてケチった現場では、結局施主がクレームを言ってくるケースが少なくありませんし、施主自身も「安いからと言ってこの業者に頼んで損した」ということになります。

これを読んでいる塗装業者のみなさん、「耳が痛い」ということにならないよう、良質なサービスをお客様に対して提供し続けてください。

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