事例

塗装見積の実態〜第1部〜成金が使えるか調べたら3社見積もりに来たよ

先日、ご自宅の塗装を検討しているという方から聞いた話なのですが、自治体によっては塗装に関しても何らかの補助金や助成金をもらえるという可能性があるとのことでネットで調べていたそうです。

さまざまなブログやランディングページが見つかった中で、気になった「助成金が使えるか今すぐ調べる」というリンクを辿っていったところ、選択入力ページに飛ばされ、質問に答えていくと最後に回答を得るためにメアドを記入して送信するというサイトだったといいます。

結果的に、自宅界隈の塗装屋3社が見積もりに来たということですが、どのような流れだったのでしょうか、詳細を伺いました。

助成金が使えるかどうかを調べたら3社見積もりに来た

自宅のサイズや築年数、気になるところなど質問に回答していき、最後に連絡先を記入して送信したところ、10分経たずに電話がなりました。

そして、結果として、住んでいる自治体では特に住宅塗装に関する補助金や助成金の制度は特にやっていないとのこと。もちろん、「ダメ元」で調べてみたのでその結果自体には驚くことはなかったのですが、その後に続く説明がミソでした。

「塗装を検討中ですか?」「すでに決めているところはありますか?」など聞かれ、親族に塗装屋がいるのでと説明したところ、「いずれにしろ安くするためには何社か見積もりを取って比較すると良いので、2〜3社、見積もりだけ取りに行くことにご了承いただけますか」と言うのです。

こういうきっかけでもない限り複数社の相見積もりをお願いすることもないですし、身内の料金が本当に安いかどうかというところも知りたかったのもあって、「3社OK」との返事をしたそうです。

その結果、近隣の3社の情報が掲載された専用のページへのリンクがメールで送られ、また、電話口では、「断っていただいても良いのでこれらの3社がお見積もりに伺うことになりますがよろしいでしょうか」と担当者が説明しました。

地元のお客様との接点が欲しい塗装業者たち

「○○を調べる」「アンケートを取る」などの名目でネット相談を促し、結果として連絡先をゲットして相見積もりに業者を行かせるというシステムそのものを否定するわけではありません。要するに、塗装業者はなかなか施主との接点が生まれないので、そのような代行業者やまとめサイト業者が存在するわけです。

結局、3社のホームページを見ることになり、現場調査から見積もり作成まで全社が対応してくれたわけですが、それらの3社はポータルサイトに登録・契約している企業であり、おそらく成功報酬か基本料金、または掲載料がサイトに落ちる仕組みになっているのでしょう。

個人的にはどのような形であれ施主がいろんな業者に触れて、それぞれの個性の違いや見積書の中身の違いなどを見ることができるのは歓迎すべきことと思います。

笑えるほど異なる、三者三様な見積もり作成

最終的に自宅に来て見積もりを作成した3社は、会社規模や歴史という観点で、かなり違いもありましたし、値段も異なりました。実際に届いた見積書の違いの解説については本記事の「第2部」でお伝えしようと思います。

それにして興味深かったのは、見積もり作成の方法です。A社は壁の面積、軒下の面積など、1時間以上かけてかなり正確に寸法を測定していきました。B社はざっと建坪と外観を見ただけで簡単に終了しました。C社はまず会社や実績について15分程度丁寧に説明し、「なぜそのような塗装処理をすべきなのか〜だからこういう寸法測定をさせてほしい」という感じで、詳細情報も伝えてくれました。

業者によってここまでやり方が違うと驚きました。ペンキの缶は使い切りが基本と考えれば、ペンキが余る方向で話を進めるのですから細かな寸法を出してもそれほど意味はないと思うところもあるのですが、しっかり測定することで「この会社は正確にやっている」という印象にはなりましたね。

それぞれの業者がどんな営業をし、どんな見積書を作成したのか。比較考察記事を次回書きましので、お楽しみに!

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